ますます高度化する高機能材料の次世代砥粒加工技術として超精密延性モード研削技術や固定砥粒研磨技術の開発が進められていますが、実用技術として確立するには、加工装置・機構、砥石・ホイール、加工プロセス、評価技術など関連する技術それぞれの可能性と問題点を明確にし、次なる課題に挑戦する必要があります。
本専門委員会では、適用対象となる分野やニーズの開拓に関する討論をはじめ,関連する新技術の提案・紹介、問題点や解決課題に関する率直な意見交換、さらに必要に応じて見学会や共同研究などを行うことにより、超精密固定砥粒加工技術の早期実現化を目指し、本分野の一層の発展を図ることを目的としています。
・固定砥粒研磨・超精密研削に適した加工装置・機構
・固定砥粒研磨・超精密研削に期待される砥石・ホイール、砥粒、結合剤
・固定砥粒研磨技術実用化のための最適プロセス
・関連する加工・計測・評価方法およびその装置
・適用対象となる材料・プロセスなどの分野研究
・加工メカニズム・基礎物理化学現象の解明
・新しい加工原理、手法の提案、調査
・メカノケミカル研磨/研削の最新情報
・その他関連するテーマ、あるいは会員の希望するテーマの検討
・目的を同じくする他加工法との比較調査
1)研究会・見学会・シンポジウムを年6回開催します。
新技術の提案・紹介、問題点や解決課題に関する率直な意見交換を行います。また適用対象となる分野やニーズの開拓に関する討論も行います。ビジネスに基軸をおいた新技術開発のヒントを見つけていきます。研究会では毎回講演資料(資料代は参加費に含む)を配布していますので講演時の撮影・録音はご遠慮いただいています。
2)会員資格には、企業会員と学界会員があります。
企業会員は年会費を納めて頂き、年間6回の研究会、技術交流会にご参加頂けます。詳細は入会のご案内をご覧下さい。 なお、学界会員は一般募集をしておりません。運営委員からの推薦となります。当専門分野での実績から十分賛助いただける能力のある方を運営委員会にて審議し決定しております。
3)この専門分野の若手育成に努めます。
これからキャリアを積まれる若手の非会員研究者(大学や公共の研究機関)でも、オブザーバーとして暫定的に参加が認められます。こちらから非会員若手研究者用参加申込み書をダウンロードして使用して下さい。申込み期限は開催日2週間前です。SF事務局までメール添付で提出して下さい。運営委員会の審議を経て後日参加の可否を通知いたします。
4)問題解決型のプロジェクト研究を行います。
必要に応じて専門委員会内で超精密固定砥粒加工技術の早期実用化を目指した共同研究も行っています。本分野のより一層の発展を図るためのアクションプランです。ご相談下さい。
5)技術交流会を併催します。
研究会後には場所を移して技術交流会を毎回併催致します。講師や運営委員、企業会員、学界会員、参加された非会員が相互にうち解け合って距離が縮まります。楽しい中にも有意義な情報交換がなされており、企業会員と学界会員の気軽な相談も多数行われています。
ただし、Web開催では中止となります。
6)図書の編集・刊行を行います。
要望により関連する専門図書(単行本、報告書)を編集・刊行します。 また、書籍の無料配布をすることもありますが、これは不定期です。
7)研究会の企画・実施については、会員の要望を取り入れながら運営委員会が推進します。
定期的に企業会員からは研究会に対するアンケートを実施しており、会員の要望にできる限り応える企画を立案して参ります。
〒338-8570
埼玉県さいたま市桜区下大久保255
埼玉大学理工学研究科
生産環境科学研究室気付
FAX:048-858-3709
Mail:
sf-office@mech.saitama-u.ac.jp
企業会員:72社
学界会員:47名
(2023年12月15日現在)
2023年運営委員会メンバー
顧 問
安永 暢男 (元東海大学)
小泉 孝一 (三鷹精工)
池野 順一 (埼玉大学)
委員長
山田 高三 (日本大学)
幹 事
菅 洋志 (千葉工業大学)
委 員
伊東 利洋 (クレザス)
小山 宏 (日本工業出版)
熊倉 賢一 (クマクラ)
河田 研治 (産業技術総合研究所)
佐藤 秀明 (東京都市大学)
澤 武一 (芝浦工業大学)
高嶋 和彦 (華為技術日本)
森田 晋也 (東京電機大学)
福山 修 (黒田精工)
宮本 祐司 (旭ダイヤモンド工業)
板津 武志 (ナガセインテグレックス)
山田 洋平 (埼玉大学)
林 偉民 (群馬大学)
加藤 智久 (産業技術総合研究所)
横田 祥子 (牧野フライス精機)
比田井 洋史(千葉大学)